10代のための夏休み推薦図書 | NICリテールズ株式会社
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2019年08月14日

10代のための夏休み推薦図書

夏休みのお問い合わせに多いのが、中高生向けの推薦図書です。課題図書にも中高生向けはありますが、数点のみ。他にコーナーは?というお問い合わせに応えて、リブロ港北東急SC店では「10代のための夏休み推薦図書」フェアを実施中です。その中から人気作品をご紹介します。夏休みの感想文の宿題に困ったときにご参考にしていただけたらと思います。

「のび太」という生きかた

逗子開成中学校の生徒が書いた感想文が話題の本。ダメキャラののび太くんも別の角度から見ると、実はスゴイ奴かも。

「のび太」という生きかた ポケット版
横山泰行 著
アスコム

14歳の君へ

中高生向け哲学入門書『14歳の哲学』の著者である哲学者の池田晶子さんが贈る哲学的人生論。この夏は、ヨシタケシンスケさんイラストの全帯企画版が出ています。リブロ全店推し「弱っている時や元気がありすぎる時」の一冊。

14歳の君へ
池田晶子 著
毎日新聞出版

自閉症の僕が跳びはねる理由

人との会話ができない障害を持つ著者が13歳のときに書いた世界的ベストセラーの児童文庫版。訓練を重ねて、文字盤やパソコンを使って気持ちを表現できるようになった著者が、跳びはねる理由は、興奮して何もわかっていないのではなく、鳥になって空に飛んでいきたいから、など、自閉症の人たちの気持ちがわかる本。

自閉症の僕が跳びはねる理由
東田直樹 著
角川つばさ文庫

 

いのちの食べかた

よりみちパン!セシリーズ(理論社)から発売されていたベストセラーが五十嵐大介さんの装画で角川文庫になっています。いのちを食べて生きている私たち。食卓に上がるお肉がどこから来るのかの詳細レポート。知りたくないことに向き合う本。

いのちの食べかた
森達也 著
角川文庫

 

幕が上がる

高校演劇部を舞台にした少女たちのきらめき。彼女たちの最後の幕が上がるまでの、息を呑む展開が胸を打つ青春小説決定版。

幕が上がる
平田オリザ 著
講談社文庫

 

「空気」を読んでも従わない

劇作家鴻上尚史さんによる生き方の指南書。今年の新刊です。ラインやメールが気になってしまうのは何故なのか。これを読めばうんと生きやすくなります。

「空気」を読んでも従わない
鴻上尚史 著
岩波ジュニア新書

ラブオールプレー

舞台は横浜、作者の小瀬木麻美さんは地元港北在住作家さん。指導者と友に恵まれたバド命の純粋高校生たちの清々しいスポ根青春小説で、一気読みの面白さ。「バドミントンがしたくなる、そしてまた頑張ろうという気持ちになる本です。」桃田賢人くんの推薦帯が眩しい。当店イチオシ。

ラブオールプレー
小瀬木麻美 著
ポプラピュアフル文庫

 

弱くても勝てます

東大合格者数日本一の開成高校野球部が東東京予選ベスト16に勝ち進んだときの実話です。週一の練習なのに勝ち進む野球部員たちの爆笑と納得のノンフィクション。

弱くても勝てます
高橋秀実 著
新潮文庫

山井洋子
リブロ 港北東急SC店 店長

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