毎年刊行されるたくさんの絵本の中から、各店の児童書担当者が「広く紹介したい」「強くおすすめしたい」と思う作品を選ぶ良書発掘企画です。
毎年8月から翌7月の間に刊行された絵本を対象に、各店の児童書担当者による推薦をもとに10作を候補作として選定し、社内投票により大賞を選出します。
今後も、毎年同時期に継続して実施し、良書発掘・情報発信に取り組んでまいります。
第1回(2010年)リブロ絵本大賞『うんこ!』
サトシン/西村敏雄 文溪堂 1,300円+税
バイタリティあふれるうんこくんと、ダジャレ的な言い回しが、親子ともに大うけでした。
第2回(2011年)リブロ絵本大賞『ほげちゃん』
やぎ たみこ 偕成社 1,000円+税
「ほげちゃん?」と気になったら手にとってください。家族の留守中に大暴れする悪ほげちゃんは私たちのストレスも発散してくれるかも。
第3回(2012年)リブロ絵本大賞『ちくわのわーさん』
岡田よしたか ブロンズ新社 980円+税
なぜか大阪弁のちくわのわーさんがとっても愉快! 最後のオチがなかなかシュールです。大人も子どもも楽しめる絵本です。
第4回(2013年)リブロ絵本大賞『だいすき ぎゅっぎゅっ』
フィリス・ゲイシャイトー/ ミム・グリーン/デイヴィッド・ウォーカー
岩崎書店 1,100円+税
朝起きてから夜眠るまでいつでも「ぎゅっ」してもらえる安心感。お母さんの愛情が伝わってきます。幸せな絵本です。
第5回(2014年)リブロ絵本大賞『パンダ銭湯』
upera tupera 絵本館 1,300円+税
パンダの秘密がここにある! ユーモアたっぷり小さな子から大人まで楽しめる絵本です。
第6回(2015年)リブロ絵本大賞『やきざかなののろい』
塚本やすし ポプラ社 1,300円+税
魚嫌いの気持ちを冒頭から、ぎゅぎゅっとわしづかみ!!うなずきながら、笑いながら読める、魚嫌いの方に、もちろん魚嫌いじゃない方にもおすすめな1冊。
第7回(2016年)リブロ絵本大賞『いちばんしあわせなおくりもの』
宮野聡子 教育画劇 1,200円+税
やさしい絵でたいせつなことを教えてくれます。よむと涙がとまらなくなりました。
第8回(2017年)リブロ絵本大賞『おいしそうなしろくま』
柴田ケイコ PHP研究所 1,300円+税
ああ~!私もしろくまになりたい…。そんな気持ちにさせてくれる1冊です。
第9回(2018年)リブロ絵本大賞『だいぶつさまのうんどうかい』
苅田澄子/中川学 アリス館 1,400円+税
張り切るほどに空回りするだいぶつさまがかわいらしい。最後はみんなでにっこり。
第10回(2019年)リブロ絵本大賞『なまえのないねこ』
竹下文子/前田尚子 小峰書店 1,500円+税
ねこちゃんが本当に欲しかったものに気付くシーンが胸にグッときます。