タラニス　死の神の湿った森

内藤了先生の作品が元々好きでよく読むのですが、新刊も文庫本で出されるイメージがありました。なので、内藤先生の単行本を見た瞬間、珍しい！と飛びついてしまいました。

日本人思いの海外設定です。名前が分かりやすいのですごく助かりました。エリザベスにメリッサ、クリスにトム。読みやすいし、区別もしやすい名前ばかりなのですいすい読めます。とある屋敷にまつわるお話です。そのお屋敷には色々な言い伝えがあり、その謎を兄弟が探っていくのです。お兄ちゃんのアルフレッドと弟のジョージ。さて、その真相はいかに…

ストーリーも充分楽しめるのですが、この本のすごいところは、カバーにもあるのです。ぜひ、購入してからじっくりとカバーを眺めてみてくださいませ。

タラニス　死の神の湿った森
内藤了
KADOKAWA