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2023年02月21日

リスペクト「あゆみCOMIC大賞」のおはなし

「リブロプラス」というチェーンは、2018年に「リブロ」「あゆみBOOKS」「オリオン書房」の屋号を持つ3社が統合してできた経緯がありまして。私はその中の「オリオン書房」出身の者ですので、当初からあゆみさんの「攻めに攻めた」作品チョイスに感服していたものです。

主たるマンガランキングに名前が挙がりながらも大賞ならず、的な作品にスポットを当てたり、と思えば他がノーマークの作品が大賞にひょいと選ばれていたり。『夕空のクライフイズム』からの『百万畳ラビリンス』への流れなんて唸りますわそりゃあ。「マンガを愛するマンガ好きが選んだマンガ好きのための賞」として、当時の所属店舗の売場づくりの参考にさせていただいておりました(あくまでもこっそりと)。

歴代のあゆみ COMIC 大賞受賞作

第9回の大賞を3月1日に発表します!

そんなこんなで勝手に注目しておりましたところに、降って湧いたような「統合」の話。なので、2019年の第6回以降は「リブロプラス」全店舗の従業員で選んだ「あゆみCOMIC大賞」のラインナップとなっております。確かに微妙な変化がありますね(若干まるくなりましたか?)。とはいえ、その年の「オススメ」というところに関しては、間違いなく、自信をもって!お伝えしております。

2013年第1回開催当時の「あゆみBOOKS」コミック担当者の皆様ではじめた「チェーンで選んだイチオシ作品を推すぞ!」という心意気をリスペクトしつつ、今後の「リブロプラス」の文化としてつなげていければ…、と思う次第でございます。つづく。

第1回(2013年)『僕は問題ありません』宮崎夏次系(講談社)
第2回(2014年)『夕空のクライフイズム』手原和憲(小学館)
第3回(2015年)『百万畳ラビリンス』たかみち(少年画報社)
第3回(2015年)『プリンセスメゾン』池辺葵(小学館)
第4 回(2016年)『ダンス・ダンス・ダンスール』ジョージ朝倉(小学館)
第4 回(2016年)『兎が二匹』山うた(新潮社)
第5 回(2017年)『青のフラッグ』KAITO(集英社)
第6 回(2019年)『ベランダは難攻不落のラ・フランス』衿沢世衣子(イースト・プレス)
第7 回(2020年)『怪獣8号』松本直也(集英社)
第8 回(2021年)『九条の大罪』真鍋昌平(小学館)

池本 美和
商品部 BOOKグループ

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