たくさんの料理の本がある中で
長尾さんの本は
なんというか 独特の光をはなっています
それはキリッとしたたたずまいの
もしかしたら 粋な というのは
こういうことなんかなあ
とおもえる光です
なかで
「焼き菓子や蒸し菓子にクリームを添えると、それだけでお皿の景色が変わります。」
という文章を読んで
すごくびっくりしました
そうか 長尾さんは
お皿にのっているお菓子や料理を
ひとつの世界みたいに
わたしとかがみてる
ああ お皿になんかのってるな
とはちがうものがみえるんだなあ
って…
お茶のおともや
お酒のおつまみの
レシピがのっている本ではあるのだけれど
いちにちのなかで
こういう時間をもってみたら
どうですか?
という 日々の生活を豊かにする
そんなヒントがちりばめられた本です
お茶やお酒がスキなあなたに
ぴったりの
「景色」を みつけてください
ティーとアペロ
長尾智子
柴田書店
本体1,800円
山口 敦子
リブロ 新大阪店