きっかけは、瀬尾まいこさんの『あと少し、もう少し』と言う駅伝小説を読んだことです。友人から借りたのですが、お互いこの小説に感化されました。そしてハーフマラソンに出よう!となりました。先方はともかく、私は普段から走る習慣がありません。どうすればいいのか困ったときは本頼みです。表紙を見て、とりあえず開いてみることに。
この本は対談式で進められていて、トレーニングのポイントについては、写真とともにしっかりと説明が書かれています。普段ならトレーニングのところだけをまず見るのですが、他のトレーニング本と違い、設定があるので、最初から楽しみながら読めました。
お父さんが息子にどうすれば足が早くなるのかを聞かれて、先生に聞きに行くところから話は始まります。足の速い、遅いは遺伝ではないのです。最後はちょっと感動すると言うトレーニング本です。読み終えてほっこりしました。
ぜひお子さまが足が速くなりたいと悩んでいたら、伝授してあげてくださいませ。そして、この本はマラソンの走り方は書かれていないのでご注意を。マラソン用の本は、オンライン書店Honya Club.comで取り寄せました。また後日ご紹介いたします。
走り革命理論 今まで誰も教えてくれなかった「絶対に足が速くなる」テクニック
和田賢一
KADOKAWA
嘉納 芙佐子
リブロ 江坂店