ときおり誰かといると
なんかいっしょにいるとねむくなるわ〜
とか言われて
あくびなどされることがあります
そのたびに
なんだかなあとおもって
くらい気持ちになっていました
けれど このご時世?
そこここに
不安やおそれがあふれているし
みんないつも緊張して
ぎゅっとなってるし
これはいいことなんでは…
とポジティブに(!)おもったりするようになりました…
わたしたちは
知らないうちに
いつも 緊張して
文字通り
息をつめて 日々を過ごしています
そんな状態で
からだが健やかに過ごすのは
むずかしく
いろんなところが痛くなったりして
よけいにくらい気持ちになったりします
わたしの会った
ヨガやマッサージの講師の方でさえ
あちこち疲れていて
そうして
ダメですよね〜
と言われたりします
そうでしょうか
からだがつらいのは
ダメというよりは
もういっぱいいっぱいがんばって
そうなっているのです
だから
なんらかのすべをさがして
からだを健やかな方向に
舵を切りましょう
というサインでもあります
整体という言葉から
どんなイメージがわくでしょうか
片山洋次郎さんのこの本には
えっ こんなちょっとしたことで?
というような
からだをゆるめるメソッドが
おしみなく書かれています
健やかに過ごすためには
なにかすごいことをして
劇的に変わる
みたいなことを
おもいうかべるかもしれませんけれど
この本は
そうではなくて
日々微調整をしていきましょうね
という提案のようにおもいます
ひとつひとつは地味ですが
あなたの生活にとりいれてみると
ふとしたときに
自分がゆるんで
心地よい時間が流れているかもしれません
これも文字通り
ホッとひと息つける
そんな一冊です
身も心もゆるめるおうち整体
片山 洋次郎
PHP研究所
本体1,300円
山口 敦子
リブロ 新大阪店