暑い!と思っていたら、あっという間に肌寒くなり、そろそろ厚手の上着が必需品となる季節ですね。心地よい気候のうちにおすすめするのが『すべての神様の十月』です。タイトル通り10月におすすめの書籍です。ポカポカ陽気のような心地の良い短編集です。
死神、福の神、貧乏神や道祖神。八百万の神様と私たち人間が出会う物語です。死神と聞くと地獄に連れて行かれるイメージがありませんか?または、大きな鎌を持っているような。福の神と言えば、ニコニコ笑顔のぽっちゃりとした体型を思い浮かびませんか?さて、神様たちはどんな姿で現れてくれるのでしょうか?ほほえましく、そしてホロリと温かい涙が溢れる物語ばかりです。
すべての神様の十月
小路幸也
PHP研究所
嘉納 芙佐子
リブロ 江坂店