ちょっとドキッとするようなタイトルです
わたしは
男性性のつよい文章や作品は
ふれていると
つかれて
どうもスキになれないな…
というふうに感じます
片山洋次郎さんのお話は
女性性や男性性というのではなく
観察者のようなイメージです
何十年もひとの身体を観察し
施術してこられた達人だからなのでしょう
はじめに
ゆがみ=悪
ではない
とあって いつも重心やなんかが
かたよっているわたしは
そうなんだ!
って うれしくなりました
骨盤を通して
女のひとのからだ
生理
出産
更年期
モテる骨盤って?
緊張と集中
などなど
さまざまなお話があります
大竹しのぶさんの演技のすばらしさを
整体的にみると…
というのは
片山洋次郎さんのような方は
すべてにおいて
整体的な目でみるのだなあ
と しみじみしました
わたしは
アンチエイジング
という表現は
ちょっと苦手なのですが
あとがきに
片山洋次郎さんは
エイジング=「寄る年波」は
逆らうべきものでなく、乗るものです。
と言われています
いまのあなたのからだ
あなたのおかれている環境で
なめらかに波に乗るために
片山洋次郎さんからの
メッセージを
どうぞ
うけとってください
女と骨盤
片山洋次郎
文春文庫
山口 敦子
リブロ 新大阪店