たまにキュンキュンできそうなものを読みたくなります。そしてそういうときは、徹底的なファンタジーものを読みたくなります。店頭で初めて見たときから、表紙のイラストも私の好みだったので、下巻が出るのを待って購入しました。
『拝啓 見知らぬ旦那様、離婚していただきます』
タイトルからして、女性の強気さが伝わってきます。性格の設定って大事ですよね。強気な女性は、かっこいいので憧れます。最後まで強気なままでした。途中からいきなりライバルが表れてぐちゃぐちゃにかき混ぜたりすることなく、ストーリーがしっかりとしていたので読みやすかったです。登場人物が増えすぎると分からなくなってくるのでとても助かりました。旦那様と奥さまより、舅と奥さまのやり取りが私は好きです。
結局離婚したのかどうかは、ぜひ読んでみてくださいませ。旦那さまではなく、奥さまがツンデレなのが私にとてもハマりました。
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます 上
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます 下
久川航璃
KADOKAWA
嘉納 芙佐子
リブロ 江坂店