悪意 | NICリテールズ株式会社
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2023年03月14日

悪意

普段から読んでいる作家さんの新作はもちろん楽しみですが、初めて読む作家さんの本もワクワクします。デビュー作という文言を見つけたら、できるだけ手に取るようにしています。今回紹介させていただく本は“因果応報”を表したような短編集でした。

「なんで、俺が(私が)こんな目に!」って、言えないんですよね。何故ならやり返される心当たりがあるからです。その原因は些細なことかも知れません。でも受けた側にとっては、生忘れることが出来ないようなものかも知れません。“悪気があったわけじゃ…”は相手には通じません。

そう思うと、“悪意”がはっきりとしている方が分かりやすいし受け入れやすいんだな。と、読んでいて妙に納得してしまいました。

悪意
増田忠則
双葉社

嘉納 芙佐子
リブロ 江坂店

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