この夏のこともどうせ忘れる | NICリテールズ株式会社
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2023年08月09日

この夏のこともどうせ忘れる

タイトルとは裏腹に忘れられない夏の物語でした。1作目の冒頭部分から衝撃的でした。“これ、忘れられるの!?”と、ついついツッコんでしまったぐらい衝撃的でした。部活動で、ひと夏の恋愛で、燃えるような激しさはなく、少しミステリーのようなひと夏の物語でした。

少しだけ現実離れをしているので、まるで夢のようなひと夏の出来事。と思えば、もしかしたら大人になったときに、あれは夢だったのか、現実だったのかと、ふと思い出すひと夏なのかも知れません。セミの鳴き声を聞きながら読むのに、最適な真夏の物語です。

この夏のこともどうせ忘れる
深沢仁
ポプラ社

嘉納 芙佐子
リブロ 江坂店

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